浦仁志さんは家族に言えないLGBTだったか「日本に約70万人いるとされるオートガイネフィリア」

北海道札幌市すすきののホテルで頭部が切断された遺体が見つかった事件。被害者は浦仁志(うらひとし)さん62歳。

女装が趣味だったそうですが、女装して集まる場での評判が悪かったという声もあり、女性のふりをして加害者である田村瑠奈容疑者を誘い出し暴行した。

という見立てが多くされています。

ご本人が亡くなられていることもあり本当のことは分からないのですが、女装する人達の中には「オートガイネフィリア」という性的嗜好障害を持つ人もいるそうで、浦ひとしさんがLGBTの一種「オートガイネフィリア」であった可能性はないかということを疑問に感じたので調べてみることにしました。

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すすきの事件被害者浦さんはLGBTだったか「奥さんや家族も公認」？
浦仁志さんは日本に約70万人いるとされるオートガイネフィリアの可能性
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浦仁志さんは、昼間は真面目な会社員だったとのことですが、夜になると女装をしてすすきのの街へ出かけることも多かったということです。

事件があった日も田村瑠奈容疑者に会う直前には女装した格好でディスコのイベントに来ていたそうです。

女装は家族や奥さんも公認していたということです。

そして女装はしていても性的対象はあくまで女性だったとのこと。

夜のお店ではしつこく女性を誘ったり電話番号を聞き出そうとする迷惑行為もあったそうで、一部の店では出禁になっていたということです。

趣味で女装をしていてそれを容認していても、さすがに女性を誘っていたことは奥さんや家族も知らなかったでしょうね。

仕事を持って奥さんも子供もいる一家の大黒柱、この事実を知っていれば最初から賛成したはずはありません。

お小遣いの範囲内でなら女装を楽しむことも許されていたと言いますが、そのお小遣いもどのくらいかは分かりません。

コスメなどは100均などで揃えていたという話もあったので、奥さんもいくらかは制限をかけていたのでは？と思います。

そして息子さんには自分の女装している姿を見せたくなかった(息子も嫌がっていた)？

この事件の世間の見方は、そんな浦仁志さんが女装をしてしつこく田村瑠奈容疑者を誘って騙して暴行した。

というようなものがほとんどであり、田村瑠奈容疑者の母親から聞いたとして、祖父も同じように証言しています。

しかし一部ではその声を疑問視する人もいます。

「騙したのではなくLGBTであったのではないか」と。

浦仁志さんは日本に約70万人いるとされるオートガイネフィリアの可能性

オートガイネフィリアとは…性的倒錯の一種。日本語では自己女性化性愛症、自己女性化偏愛性倒錯症というそうです。

男性が、自身を女性だと想像すること、または、女装行為自体、女装中に「女性」として男性や女性と肉体関係を持つこと、そして、これらのような各種「女性化」によって性的興奮する性的嗜好だそうです。

性自認が女性というトランスジェンダーとはまた違うようで、当事者も自分がどちらかということに悩む場合もあるそうですが、オートガイネフィリアの場合はあくまでも性的興奮の手段や方法としてとらえられていて、性自認は男性なのだそう。

彼らもLGBTとひとくくりに捉えられています。

日本人口の約200人に1人という計算なので意外に多いという印象ではないでしょうか。

意図的に女性を騙したのではなく、それが浦仁志さんにとっての女性の誘い方だったとしたらどうでしょう。

田村瑠奈容疑者の自宅にも行ったということですから、もしかしたら２人には周囲には言えない関係があったのか？という声もあります。

生まれ持った性が自認する性と一致する多くの人は、目の前にいるLGBTの方がどのジャンルに属しているのかなど、複雑なことに関しては分からないことも多いです。

LGBTとひとまとめにして呼ぶことができない、もっと複雑な問題が絡んでいるような気がしました。

世の中には少なからずLGBTを悪用して性的な犯罪を起こす人もいるでしょう。

でも、「自分は騙すもりじゃなかった」と相手の気持ちをうまくくみ取ることができずに結果的に「不同意性交」という形になってしまった人もいるかもしれません。

被害者が亡くなってしまった今、本当のところはどうだったのか知ることはもうできません。

逆恨みだったのか、両者にどんなトラブルがあったのかはまだわかりませんが、殺害し首を切り落としてしまう残虐な事件を起こす前に両者の言い分を聞き、それが犯罪であったのならしかるべき刑罰を受け、誤解であったのなら話し合いで解決ができなかったのか。と思ってしまいます。