すすきの殺人事件動画撮影は減刑目的か「昨年は3件の殺人が無罪」

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北海道札幌市のすすきので頭部のない遺体が見つかり、死体遺棄や損壊の疑いで逮捕された田村瑠奈容疑者と父親の田村修容疑者、母親の田村浩子容疑者に新たな事実が判明しました。

その事実というのが、被害者男性を殺害している動画と、持ち帰った頭部を手袋をした手で触っている動画が見つかったという常軌を逸したものだったのです。

どのような意図で撮影されたものかが分かっておらず、「責任能力がないというのを見せるために撮ったのでは」という憶測もありました。動画の撮影が減刑目的なのか、減刑される可能性もあるのかを調べてみました。

すすきの殺人事件動画撮影は減刑目的か「昨年は3件の殺人が無罪」

この事件は、田村瑠奈容疑者が被害者である62歳男性と2人でホテルへ入り、田村瑠奈容疑者が被害者の首を切断し家に持ち帰ったとされています。

現在すすきの殺人事件に関わったとされている両親を含め3人が捜査を受けていて、家宅捜索などで物的証拠をあつめているところでもあります。

これまで田村瑠奈容疑者が被害者を殺害したという証拠がなかったのですが、ホテルで被害者を殺害している動画に田村瑠奈容疑者が映っていたとのことで、田村瑠奈容疑者は殺害の罪にも問われることになります。

しかし家に持ち帰った頭部を触っている動画も見つかったとのことで、あまりにも異常な行動に「責任能力の有無を問われるのでは」という声も多くありました。

責任能力は程度に応じて、心神喪失、心神耗弱、完全責任能力の3つに分類されるそうで、精神障害などにより心神喪失や心神耗弱の状態にあった場合は責任能力がないとみなされ、無罪になることもあるのだそう。

動画を撮り田村瑠奈容疑者の異常性を見せつけることで無罪・減刑を狙ったのでは、というものです。

父親の田村修容疑者が精神科医であるので、精神疾患に見せかけるために娘に動画を撮らせたのではという声もありました。

殺害するだけでも普通の感覚ではできないはずなのに首まで切断し持ち帰った残酷な行為が罰せられることはないのでしょうか?

Yahoo!ニュースより
刑事弁護専門サイトより

殺人罪などの重大犯罪では、国民の多くが責任能力がないとの理由で無罪になることに強い抵抗感を持っています。裁判所もそのような世論に引きずられる傾向があるため、親族以外の人間が殺害された事件では、たとえ被告人に精神障害が認められても、責任能力を否定して無罪判決を下すことはまずありません。

とありますが、今回のすすきの事件は田村瑠奈容疑者が被害者である男性に暴行されたと母親の浩子容疑者が供述していることあり、被害者にも落ち度があったと証明されれば減刑を求める声もあがり、執行猶予がつくかもしれないと証言している弁護士もいます。

幼少の頃から不登校気味でもあったとされる田村瑠奈容疑者はもしかしたら発達障害で、二次障害として解離性同一障害(多重人格)を発症したのではという声もあります。

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すすきの殺人事件動画撮影はサイコパス「誰でもよかったんでは?」

一方殺害時や切断した首を触っている動画を撮影したのは田村瑠奈容疑者が単なる「サイコパス」だという声もありました。

「酒鬼薔薇」は1997年2月 – 5月にかけて兵庫県神戸市須磨区で発生した神戸連続児童殺傷事件です。

当時男子中学生だった少年が殺害した被害者の子の首を切断して中学校の正門前に置いたことから猟奇的な殺人事件として歴史に残っています。

サイコパスとは、診断上は「反社会性パーソナリティ障害」に分類されるパーソナリティ障害のことだそうですが、SNSや掲示板で使われているのは酒鬼薔薇事件などに見られる残虐性のある殺人者を指している気がします。

復讐心から「殺してやりたい」と思う人は一定数いるのかもしれません。

それが「本当に殺す」から「殺して首を切断」そして「持ち帰り触ったり動画を撮る」と言うのは想像するだけでも具合が悪くなってしまうほどおぞましい事です。

上のコメントは佐世保女子高生殺害事件について言われています。

当時加害者は女子高生だったのですが彼女の名前がネット上には出ていたりもするので黒塗りさせていただいています。

彼女も同級生の友達を殺害後、首と左手首を切断しています。

逮捕された際に「誰でもよかった」と言っていたことから、田村瑠奈容疑者も同じような性質があり本当は誰でもよかったのではないかということです。

被害者に対して「恨みがあった」というのは単なる口実であって、当初から誰かを「殺害したい、切断したい」と思っていたかもしれません。

そこでタイミングよく被害者男性と出会った可能性もあります。

仮に田村瑠奈容疑者に精神障害が認められたとしても、父親と一緒に凶器や遺体持ち運びに使うスーツケースを事前に用意したり、殺害前後で服装を変えるなど計画性は大いにあります。

殺人罪の成立は計画性の有無が大きく関わり、衝動的に殺人を犯した時よりも罪が重くなります。

事前に「殺害する」ということを決める「殺意」があるからです。

「計画性がある」≠「心神喪失・心神耗弱」となり、責任能力はあるとみなされることもあるかもしれないということです。

裁判が始まり、田村瑠奈容疑者や両親の口からどのような証言がされていくかで量刑も変わってくるかとは思うのですが、29歳という年齢で分別のある大人なら、自分のした行いがどれほどのものかということは理解してもおかしくないのでは。

とも思ってしまいます。

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