【裁判はどうなる?】田村瑠奈容疑者の殺人罪での起訴決定 父母はほう助罪での起訴【札幌すすきの頭部切断事件の概要】

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札幌市厚別区の無職、田村瑠奈被告(30)は、男性を殺害し首を切断、頭部を持ち去り自宅で保管する犯罪を犯したとして、殺人や死体損壊などの罪で2024年3月6日、殺人罪で起訴されました。瑠奈被告は折り畳みナイフで複数回男性を突き刺し、のこぎりで首を切断したとされています。 また、瑠奈被告の父親の修被告(60)と母親の浩子被告(61)も、死体損壊をほう助した罪で起訴されています。
殺人罪での起訴ということで、今後の裁判や判決などはどうなるのでしょうか。考察してみました。

田村瑠奈容疑者 すすきの首切り事件の概要

  • 事件は去年7月、札幌市ススキノのホテルで発生。
  • 被害者は当時62歳の男性。女装で瑠奈容疑者の警戒心を抱かせないようにして接近。
  • 被害者が「不同意性交」を行ったことで瑠奈容疑者の恨みを買い、家族を巻き込んで復讐した。
  • 瑠奈被告と両親は殺人などの共謀を疑われている

札幌地検によると、事件の背後には家族間のトラブルがあったことが明らかになっており、近隣住人は田村修容疑者と浩子容疑者が車で生活していたことや、被害者と知り合ったナイトクラブにも監視するようについていったという異様な様子も報告されています。

動機についてとなぜ家族総出で犯罪に及んだかは今後の裁判で明らかになって行くと考えられます。

裁判員裁判の可能性は?瑠奈容疑者の殺人罪はいったいどんな刑罰になる?

殺人罪は、他人の命を奪う行為に対する刑事罰であり、その犯罪者は厳しく罰せられることが一般的です。

裁判員裁判は、一般市民が裁判官と共に判決に参加し、公正な裁きを行う制度です。

重要な刑事事件、特に殺人事件に対して、市民感覚を取り入れた判決が求められています。
今回の事件では精神鑑定の結果、殺人罪での起訴に値するという結果となりました。
田村親子がなぜ人を殺し、バラバラにしてスーツケースに入れた上で自宅に運んだのか、また遺体を隠す様子もなく自宅に放置したままだったのか、裁判員裁判となった場合に難しい判断が求められそうです。

また殺人罪に対しては、無期懲役または一定期間の懲役が科されることが一般的です。 以下に、殺人罪起訴の例を示します。

  • A氏がB氏を強盗目的で襲撃し、その過程でB氏を刺殺。
  • C氏がD氏と口論になり、激昂してD氏を撲殺。
  • E氏が妻F氏に対する復讐として、F氏を絞殺。

これらの例では、加害者が明確な故意で他人の命を奪っており、殺人罪として起訴される可能性が高いです。
裁判員裁判において、懲役刑が科される場合、その期間は状況に応じて異なります。犯罪の背景や動機、状況証拠や前科などが考慮されることが一般的です。

また今回田村瑠奈容疑者は殺人罪での起訴になりますが、殺人罪は刑法199条により、死刑または無期もしくは5年以上の懲役と定められています。

事件により異なりますが、一般的に人が一人殺された場合は10年前後と言われています。
犯罪は猟奇的ですが、田村瑠奈容疑者は被害者から不同意性交の被害を受けていました。

難しい判断となるのではないでしょうか。

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