【まとめ】宝塚を狙った一連の文春スクープに違和感の声。ファンなら知ってる相違点とは?【宝塚イジメ問題等】

芸能・エンタメ

9月末、宝塚歌劇団に所属する有愛きいさんが自宅マンションから転落死した事件は週刊文春による集団イジメが原因だというスクープにより、世間で大きな話題を集めています。
しかし多くの宝塚ファンが、文春スクープの内容はファンであればおかしいと気づく点が多いと指摘しています。
宝塚歌劇団に対してのスクープは2022年から断続的に行われてきました。
時系列で報道の概要とファンが感じる違和感について調べてみました。

文春スクープ一連の流れをおさらい

週刊文春が初めに宝塚歌劇団に焦点を絞ったのが花組の2番手スター、永久輝せあのファンクラブ解散問題です。そして演出家・原田諒氏の性加害とパワハラ報道を経て、宙組の前トップスター・真風涼帆が当時のトップ娘役・星風まどかに暴言を浴びせたというところから宙組のいじめ問題に移行していきました。

ここで週刊文春のスクープ内容と「違和感がある」と言われていることなどをまとめてみました。

週刊文春宝塚スクープ時系列
  • 2022年8月
    花組次期トップスターがファンクラブ消滅で窮地

    花組2番手スター、永久輝せあのファンクラブ代表が前花組トップスター明日海りおのファンクラブ代表だったため、現トップスター柚香光のファンクラブ会長が嫌がりこれを却下、永久輝のファンクラブが解散したとする問題。永久輝のファンクラブは当時チケットトラブルなどもあったため、そのことも影響した可能性も。現在永久輝せあは別の代表を立ててファンクラブ発足済み。

  • 2022/9/14
    宝塚トップスター柚香光が禁断の“自粛破り”お食事会 会費3万5千円、親族会社でグッズ販売

    柚香光ファンクラブの運営は柚香の母親と兄弟が役員に入っている法人で運営している。またコロナ禍の中「大人会」と称する高額の参加費を払うお食事会に柚香が別室からリモート参加したことが取り上げられる。

  • 2022/12/27
    宝塚 有名演出家の性加害とパワハラ

    宝塚歌劇団座付きの演出家・原田諒氏の演出助手A氏に対する性的発言や雪組トップスター彩風咲奈&トップ娘役朝月希和に対するパワハラ暴言。原田氏は退団したが、自らの潔白を証明するため文藝春秋誌にて説明。A氏への性的発言は「冗談が行きすぎた」が第三者的視点で問題のないものだったと判明。A氏の母親であり繰り返し文春に売ると劇団に迫った。原田氏は現在劇団を相手どり裁判中。

  • 2023/1/10
    宝塚娘役を追い詰めたトップ 真風涼帆の陰湿イジメ 「デブ」「下膨れ顔」と罵倒、正座1時間

    前宙組トップスター真風涼帆が相手役星風まどかに暴言を吐き指導したとする件。星風まどかは劇団に訴え出て、本件と関係あるかは不明だが花組トップスター柚香光の相手役として異動。のちに真風涼帆と潤花(星風の後の相手役)は公演にて星風へのいじめを否定。星風も否定していると潤花も語った。

  • 2023/2/1
    宝塚イジメ新疑惑 ヘアアイロンで後輩の顔をヤケドさせたトップ娘役候補

    宙組娘役2番手スター天彩峰里が「前髪のやり方を教えてあげる」と有愛きいの額を火傷させたとする報道。
    本事件が起こったとされる時期に出演した「Young プラス」という宝塚専門チャンネルの番組では火傷の後はなかったとする人がいる一方、不必要に前髪を分厚く作って公演に出演していたという人もあり。

  • 2023/8/22
    《復帰未定》宝塚星組トップ・礼真琴 休演の裏に車椅子、大量発汗、喉の異変

    公演が1幕でストップ。原因は星組トップスター・礼真琴のポリープが悪化したという。当日劇場が騒然とした。
    「革命の兄弟」という曲の最中に泣いていたというが、否定するファンも。
    元々本公演終了後に全国ツアーには出演せず、2ヶ月の休養を発表していた礼。しかし千秋楽で礼は「ポリープはできたことがない」と報道を否定。千秋楽を観劇したファンからはポリープができている人の歌声ではないとの声が多数。

  • 2023/10/4
    前日、母に「精神的に崩壊して…」宝塚宙組娘役(25)を自殺に追いつめた《罵声、隠蔽、板挟み》

    マンションの最上階から身を投げた女性は宙組娘役・有愛きい。
    父が所有するマンションに双子の妹・一禾あおと共に暮らしていた。
    新人公演での負担や裁量権、上級生からの怒号で板挟みになっていたのではという推測。そして母親にタイトルにあるメールを送ったという。メールの存在をなぜ知ったのか、飛び降りた様子をまるで現場にいたかのような印象を与える語り口は様々な疑問点が浮かぶ。

  • 2023/10/11
    「タカラジェンヌ(25)自殺の真相」宝塚歌劇団は壮絶イジメを8カ月放置した《内部告発続々》

    組長からトップスターまで総勢4人の上級生が有愛きいに罵声を浴びせ泣きながら有愛が謝り続けたのを目撃した宙組現役生の談を掲載。公演は休止、第三者調査チームが入って自殺の経緯について聞き取りを行うと公表。
    また叱責されたとする8/15の「幹部部屋」は18日から大劇場公演を行う月組が使っており整合性が取れないとする話も。

  • 2023/10/18
    宝塚は5年前の飛び降り事件も隠蔽していた 《真相追及第3弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

    有愛きいの件で宙組の大劇場公演がストップし、外部の弁護士らで構成された調査チームによる聞き取りが行われているが、弁護士が名刺も渡さないで生徒たちが不信感を覚えている。その中で下級生を頑張ろうと鼓舞したトップスターの芹香斗亜に対して下級生から疑問の声が上がっていること、宙組の退団者が30名以上に及ぶと言及。かつて宝塚音楽学校で起こった106期生のいじめ自殺未遂を招いた一件を隠蔽したように、今回も隠蔽しようとしているのでは?と主張。

  • 2023/10/25
    宝塚同期生の涙の訴え音声入手 「もう少し真剣にとらえて……」《真相追及第4弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

    内部説明会での音声とするものが流出。梨花ますみ組長の「組として必要ではないものを排除していきたい」という排除を明らかに異なる意味で強調。梨花組長の上級生と下級生の教え、教えられる関係の発言の後の下級生の発言が中途略があるようであまり整合性がつかないようだが、次の日に公表された音声での内容を見る限りではスクープで取り上げるほどの内容ではなかった。

    そして今回も芹香斗亜が「頑張ろう」と声をかけている様子や宙組の松風組長の発言したとされる「マインドが足りない」の件を執拗に言及している。

  • 2023/10/29
    元タカラジェンヌが実名顔出しで告発する《宝塚歌劇団の悪しき伝統》“爆弾ノック”、“シメ”、“セレモニー”…「誰しも被害者であり加害者」

    元タカラジェンヌの東小雪さんが宝塚の内部を証言するとして登場。厳しいしきたりや内部ルールなどに触れる。東さんは2005年91期で入団し2006年にすぐ退団しているため、宝塚歌劇団のことをどれほど知っているのか、そしてこれまでも宝塚に良い発言がなかったため、何らかのマイナスな感情を持って語っているのではないかと疑問を持つ人が多い。

  • 2023/11/01
    宝塚雪組トップが怒りの直訴「私はもうやらない」 タカラジェンヌ飛び降り事件《真相追及第5弾》

    劇団は『有愛を休演者扱いにして千秋楽で退団にする』筋書きで隠蔽しようとしていたが、報道が先に出たので隠せなかったとすること、宙組所属の下級生B子さんが有愛さんが上級生のいじめではなく病気で退団させようと松風組長が画策したこと、芹香斗亜と組長が揃って有愛さんを出番前まで罵倒し続けたと発言。これにはお披露目のトップスターにそんな暇はないのではという疑問の声も噴出している。

    そして雪組のトップスター彩風咲奈が宙組の件を受けてメンタルケアと休養を確保しないともうやれないとした件について、普通に退団を申し出ただけではないかとする話もあり、理事長室で話された内容がここまで詳しく漏れるわけがないと考えられる。

  • 2023/11/08
    宝塚が隠す演出家“壮絶パワハラ”《真相追及第6弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

    演出家・上田久美子氏の演出助手A氏に対するパワハラの内容が書かれている。
    さらに星組元トップスター・紅ゆずるさんに対するパワハラまがいのダメ出しがあったとの報道は、当時も「その噂あり」とも言われている。

    また演出助手A氏に対してはパワハラのみならず、過重労働の実態も明らかになっており、今回の有愛きいさんの事件と重なる部分がある。

  • 2023/11/15
    宝塚歌劇団「捏造と隠蔽」 週刊文春だけが知る全内幕《真相追及第7弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

    遺族側の弁護士会見、遺族側のコメント及び劇団の会見を受けてのこの記事である。
    劇団側の会見では有愛きいさんに対するパワハラや暴言は認めず、過重労働のみを認めた形となった。
    年間9公演から8公演に各組の公演を減らす改革案も劇団員からは元々決まっていた出来事だとのリークもあり。
    下級生と上級生の間に大きな溝ができている様子が窺える内容もあった。

追加情報がでましたら随時更新します。

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