今年6月、奈良県橿原市に住む交際相手の娘で4歳の田川星華(たがわせいか)ちゃんの腹部を圧迫する暴行を加え、死亡させた傷害致死の疑いで、大阪府門真市の建設作業員・山下翔也容疑者(27)が逮捕されました。
度々起こる「交際相手の子供」への暴行に対し、「またか」「母親は何をやっていたの」と怒りの声が多く聞かれました。田川せいかちゃんの母親は山下容疑者の暴行に気付いていて、娘が邪魔だったから黙認をしていたのではないかという声もあったので、調べてみたいと思います。
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田川星華ちゃん母親は娘が邪魔だった?「むしろ、やりそうな彼氏と付き合った」
田川星華ちゃんへの虐待の通報は令和2年10月にも2度あったそうで、今年5月には、医療機関から「星華さんの左目が充血し、『(山下容疑者に)目を傷つけられた』と話している」との通報があったにもかかわらず、橿原市が母親に確認したところ虐待の事実が確認できなかったのだそう。
知人や近所の人から「子どもをどなったりたたいたりしている」と虐待を疑う通報があったそうです。
そして、以前住んでいた三重県でも虐待のおそれがあり一時保護されていたこともあったのだそう。
山下翔也容疑者と付き合う前から虐待の兆候があったということです。
これには「母親も捕まってないっておかしいよ」という声がありました。
母親の携帯には田川星華ちゃんの身体にできたあざの写真が複数枚あり、5月に母親が星華ちゃんの顔にできたあざを携帯で撮り山下翔也容疑者にメールで確認したところ、「こけただけ」と説明したのだそうです。
星華ちゃんが亡くなってもちろん断罪されるべきは、暴力をふるった本人です。
でも、娘が暴行されてできた傷や、行動の変化など、これまでたくさんの星華ちゃんからの「SOS」があったはずです。
そのSOSに気付かなかったのか、気付いていても知らないふりをしたのか、母親にこそ問題があったのではないかと思ってしまいます。
最初から、田川星華ちゃんの母親も星華ちゃんを養育できる状態ではなかったのではないでしょうか。
内心どこかで「いなくなってもいい」と思っていたのではと思わされます。
「母親も同罪」という声も多く聞こえます。
どんなに暴行した山下翔也容疑者が悪いと言っても、山下翔也容疑者に出会わなければ、付き合わなければ、暴行に気付いていれば星華ちゃんの死は確実に防げていました。
星華ちゃんを危険から救うチャンスがいくらでもあったにもかかわらず、一番近くにいた母親が山下翔也容疑者から逃れることができなかったというのは一番の罪ではないかと思います。
アメリカでは、同じパターンで子供が亡くなった場合、母親にも刑罰があるとのことです。
子どもにあざがあるのを確認しているのに子どもと男だけにして離れたからだそうです。
子供を守れるのは母親しかいません。
星華ちゃんはこれまで母親にたくさんの「助けて」のサインを出していたかと思うと、救われなかったことが悲しくて残念でなりません。
交際相手による虐待であっても、母親も厳しく罰せられるべきである、という声が多く上がるのも不思議なことではないでしょう。