クレーマーで有名だった蕨市・拳銃立てこもり事件の鈴木常雄容疑者に「やっぱりな」の声 

災害、事故、速報

31日、蕨市で拳銃を持った鈴木常雄容疑者(86)が病院で発砲したのち、別の郵便局に逃げ込み人質を取って立てこもっています。一説では容疑者がポン中グリグリ状態で銃を持ち立てこもったとされていますが、高齢からくる認知症の疑いも出てきました。また鈴木常雄容疑者は普段は優しく穏やかだったといいますが一度キレたら手に負えないほど暴力的になっていたそうです。暴力的だったのはなぜか。近所の人が「やっぱりな」と思ったのも当然なのか?調べてみました。

立てこもった病院と郵便局とトラブル

鈴木常雄容疑者は郵便局について「交通事故をめぐるトラブルで恨み」があり、病院については「診療に不満があった」と動機を話しています。

また病院では「特定人物」との面会を要求していたともいいます。

院長に面会を希望していたということですが、一体何の用事があったのでしょうか。

戸田中央総合病院で発砲した後、蕨郵便局に逃げ込み

まず容疑者は戸田中央総合病院で発砲し、40代の医師と60代の患者の二人が怪我したとの情報があります。

発砲音は0:20に聞こえたそうです。

そして1.5km離れた蕨郵便局に逃げ込み、人質を取って立てこもっています。

郵便局では270人の職員が働いています。

戸田中央総合病院から蕨郵便局まで車で10分、歩いて20分ほどの距離です。

容疑者は拳銃を持ったまま歩いて移動したのでしょうか。それとも車に乗り込んだのでしょうか。

鈴木常雄容疑者は反社会的組織に所属の薬物中毒者?

現在郵便局に逃げ込んで立てこもっている写真だけが公開されています。よく見ると指がないように見えます。もしそうであれば反社会的勢力に過去所属していた可能性がありそうです。

そして高齢者で、銃を持っています。みた感じトカレフを持っているようで「カタギ」ではないと思われていましたがやはり元指定暴力団組員でした。

また関連性があるかは不明ですが、アパートに拳銃と実弾を所持している男らが逮捕されたという情報も出ています。

男は灯油とライターなどを持って立てこもっており、警察も慎重に容疑者を確保したといいます。

確かに立てこもりの際の写真を見ると指がありません。

また「ポン中」とはもともと覚醒剤中毒者のことですが、広く薬物中毒者を指す場合もあります。

ポン中グリグリとは薬物が原因で「勘ぐり」が入っている状態のことを指し、「誰かか自分のことを監視しているのではないか?」と言うような状況に陥ることです。

元指定暴力団員ということですが、薬物を買うお金はどうしていたのでしょうか。この点においてこの説は疑問が残ります。

クレーマーで有名だった鈴木常雄容疑者「優しい」→「異常な激怒」

鈴木常雄容疑者は近隣住民の話では普段は優しく穏やかだったといいます。

以前は10〜20歳ほど年下の女性と暮らしていたとのことですが、現在は同居していません。

女性と同居していた時は喧嘩のたびに怒鳴り声が聞こえたり、窓からテレビが降ってきたようなこともあったそうです。

今回の事件を受けて近隣の人も「やっぱりな」と思っているとのことでした。

鈴木常雄容疑者の行動を見ると「認知症」の疑いも

近隣住民からは「ヤバい人」「危ない人」として有名であったエピソードに事欠かない鈴木常雄容疑者ですが、これほど周囲に対して凶暴である背景は「認知症」も介在していた可能性は捨てきれません。

認知症は不安を感じ混乱すると、感情のコントロールが効かなくなる現象が起きる人もいます。鈴木常雄容疑者は元指定暴力団員ということですから、もともと暴力的な性格があったのかもしれません。それに加えて年齢的な衰えや認知症の発症で今回の行動に結びついた可能性も捨てきれません。

無理に刺激をすると本当に発砲しかねない非常に危険な状況でしたが、無事に逮捕に至りました。そして人質は無事だったと言うことです。

災害、事故、速報
うちなータイムス
タイトルとURLをコピーしました