坂間叶夢選手の死因は?試合消滅による過度な責任感によるものか【心身の限界】ボクサーの働き方改革必要か

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20歳で将来有望とされていた日本ライトフライ級ユース王者の坂間叶夢(さかま かなむ)選手が、亡くなったことがわかりました。彼は既に世界ランク入りしており、今日18日に行われるリターンマッチへの出場も予定されていたのですが、体調不良によりキャンセルが発表されていました。この訃報にボクシング界は大きなショックを受けています。 彼は、計量前日に熱発による体調不良が発生し、試合をキャンセルせざるを得なかったと言われており、遺族や関係者は悲しみに暮れています。
先日は穴口一輝選手が激闘の末帰らぬ人になるなど、ボクシング界では悲しい出来事が続いています。今何が起こっているのでしょうか。調べてみました。

坂間叶夢(さかま かなむ)選手の経歴・SNSは?

坂間選手は東京都足立区出身、2003年5月3日生まれのオーソドックススタイルのボクサーです。

彼の戦績は非常に輝かしいものがあり、将来を嘱望されていた選手でした。
例を挙げると

  • 9戦9勝8KO無敗
  • 日本ユースライトフライ級チャンピオン
  • WBA世界ライトフライ級9位
  • IBF世界ライトフライ級12位
  • 日本ライトフライ級3位
  • WBO Asia Pacific ライト

彼がデビューしたのは2021年5月1日で、短期間でこのような素晴らしい成績を残したことは驚異的です。 坂間選手は、第68回ライトフライ級全日本新人王にも輝き、技能賞を受賞しました。

またX(Twitter)とInstagramには本人のアカウントがありアカウントがあり、ボクシングのことを中心にポストしていました。

また公式サイトがありましたが、ニュースは全てテスト投稿ばかりでした。これからどんどん活躍してサイトを構築しようとしていたのではないでしょうか。

死因は自死?穴口一輝選手の死との関連性は?

坂間叶夢選手の父でセコンドにもついていた一平氏がXで悲しい報告をしていますが、直接的な原因については言及されていません。

しかし「試合をキャンセルした自分を許せなかったのだ」と言うことから、病死や事故ではない可能性が高いのではないでしょうか。

考えたくはありませんが、自らを追い詰めてしまい自死の可能性もあるのでしょうか…。

試合間隔が短い中、結果を出そうと心身ともに追い詰めて修斗の場合はCHAN-龍という若い選手がロードワーク中に倒れています。

「試合感覚が短く拳の怪我や足の痛みを最後まで注射を打って〜」なんとか試合に出ようとしていた様子を見るにつけ、坂間選手も自らを心身ともに追い込み試合消滅に対しての過度な責任感から起きた悲しい出来事のように思えます。

また穴口一輝選手が有明アリーナでボクシングの日本バンタム級王座に挑戦した際に、堤聖也選手との試合後に右硬膜下血腫の緊急開頭手術を受けたが、意識が戻らず、今月2日に亡くなった件も記憶に新しいのではないでしょうか。

堤選手にこの時4度のダウンを奪われて、判定で逆転負けを喫した穴口選手ですが、一歩も譲らぬ壮絶な打撃戦で、蓄積ダメージが高いことは容易に想像できるものでした。この時も試合をいつ止めるべきか、ストップ権限をもっと強化させるなどボクサーにできるだけ負担を与えないルール作りがファンからも求められていました。

坂間選手は20歳の若者であるが故に、棄権をした時にネットや世間がどのように反応するのか繊細すぎるほど理解していたのでしょう。業界としてセーフティーネットが自責の念にとらわれないようにコーチが精神面で教育していくなどの指導が必要なのではないでしょうか。

坂間選手の父が憤りのX投稿 やはり自殺だったのか?

2024年3月25日、坂間叶夢選手の父でセコンドをしていたイッペイペイ(@ippeypey)さんが御霊前での札束に憤る内容を投稿しました。

御霊前を送ったのはワールドスポーツボクシングであり坂間叶夢さんが所属していたジムです。

「黙れ」「お金での解決」を示唆していますが、坂間叶夢選手はやはり試合棄権によって自責の念により自害されたのでしょうか。

SNSで様々な憶測が流れ、イッペイペイさんは第3者を通して発信すると伝えるとともに謝罪で締めています。

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