天彩峰里こそがイジメの被害者だった?聞き取り調査を拒否した4人こそイジメ当事者とする説にヅカファンは二分【有愛きいさん自死】

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宝塚歌劇団 宙組に所属する娘役 有愛きいさんが自死した件でヘアアイロンを当てて怪我をさせた宙組所属の娘役スター天彩峰里さんこそが、星組から組み替え抜擢でいじめに遭っていたのではないかという情報が出てきています。
また遺族側の川人博弁護士も有愛きいさんと親族とのLINEやおでこにアイロンの跡が残って黒ずんでいる写真を公開。Xではヅカファンを二分する騒ぎになっています。

また劇団調査チームのヒアリングを拒否したのは上級生ではなく、下級生であるという情報も出ており、彼女たちこそが親とつるんで有愛きいさんの親をけしかけているという情報もありました。
また「態度の悪い下級生」も有愛きいさんを苦しめたとも言われています。

これら噂について調べてまとめてみました。

天彩峰里がイジメられていたという椎名玲さんの主張

椎名玲さんはXのプロフィールによると、食の健康と安全のオーガナイザーをしており執筆活動をされているライターです。

過去文春でも記事を書いたことがあるライターさんであるとのことです。

天彩峰里さんは100期生。2017年に星組から宙組に異動したものの宙組には103期の夢白あやさん(現・雪組トップ娘役)を推す声が強く、天彩峰里さんは歓迎されていなかったと言います。

夢白あやさん(宝塚歌劇団公式より)

宙組の生え抜きからトップを生み出したいということだったのでしょうか。

そしてアイロン事件の後に天彩峰里さんは組み替えが発表されました。

天彩峰里さんがいじめられて組み替えになったのか、いじめて組み替えになったのか、主張が真っ二つに分かれます。

宝塚ではトップの成績であることがトップスターへの近道とは限りません。

成績がトップであることがそんなに妬ましいものなのでしょうか。

天彩峰里さんは娘役2番手とも言えるポジションであり、自分の方が良い役についていたように思えます。有愛きいさんに嫉妬してイジメをするということはやや考えづらいのではないでしょうか。

夢白あやの評判について

雪組トップ娘役 夢白あやさんについて調べていると以下のような声がいくつかありました。

良くも悪くも現代っ子のようで、タカラジェンヌらしくない態度でファンの方の反感を買うことがあったようです。

ただ宝塚音楽学校を旅行気分で受験して合格するのは華や才能があったということです。

「ドアを開けてもらったのに会釈すらしない」というところはもしかしたら先輩に対する態度でも表れていたのかもしれませんし、彼女を取り巻いている仲間たちも上級生に対して同じような態度であった可能性もあります。

面倒見のいい先輩?悪魔じゅりとは誰が言ったのか?どれが本当の天彩峰里かわからない

天彩峰里さんに関しては「週刊文春」での有愛きいさんにアイロンを押し当てたスクープ、そして宝塚歌劇団が公表した調査委員会による報告書内で彼女のことが書かれています。

まず好き嫌いドットコムに「下級生娘役がサイコパスだと言っている」という情報元不明の情報が書き込まれました。

また「悪魔じゅり」も本名の下の名前、「樹里」からそう呼ばれたそうで、サイコパスだから組み替えになったと噂になったと言います。

しかし宝塚歌劇団の調査委員会による報告書によれば

  • 遺族は有愛きいさんが天彩峰里さんを苦手にしていることも知っており、いじめていたと認識している
  • しかし有愛きいさんと天彩峰里さんのLINEトークをみると、髪飾りやかつらの写真に見栄えが良くなるようにアドバイスを入れたり、「大丈夫よ」「できる範囲で」「つかれてるだろうから」「休んで」と言っている。
  • 「プロミセス・プロミセス」の休演・復帰について、天彩峰里さんもしくは違う劇団員との人間関係に悩んでいたという話両方に証言があるが、宙組プロデューサーは天彩峰里さん以外の劇団員との人間関係に悩んでいたとメモが残っている。

劇団の報告書によると、天彩峰里さんは下級生の指導をきちんとできて、優しい先輩のように見えます。

確かにLINEでの善意のアドバイスをも全てパワハラとなってしまえば、宝塚歌劇団は上級生は下級生を指導できなくなり、下級生が成長する機会を奪うことにもなりかねません。

特に男役はメイクや立ち振る舞い、しぐさや髪型などあらゆるところを先輩から見て聞いて教わってお身につけると聞きます。これがなくなれば芸が芸でなくなってしまうことを危惧するファンもおり、川人弁護士のやり方に異論を唱える方はいます。

そして有愛きいさんが別の人との人間関係に悩んでいたと言いますが、これは一体誰なのでしょうか。

かたや面倒見の良い先輩で、かたやサイコパスの悪魔。まだまだ本当の天彩峰里さんが見えてきません。

ヒアリングを拒否した宙組の四人と親たちが怪しいという話

下級生グループやその親達が ⚫︎ヘアアイロンでわざとMが火傷させた→Mならやりかねないと言いふらす

椎名玲さんXより

ヒアリングを拒否したのは誰かを劇団は公表していません。

しかし、今回アイロン事件から事が大きくなって自死事件にまで発展してしまったのは、モンスターペアレントが事を大きく騒ぎ立てたとする可能性も示唆されています。

これによると有愛きいさんのアイロン事件についての文春リークもモンスターペアレントたちがタレ込んだ可能性があるという事です。

遺族側弁護士 川人博氏が証拠として提出した有愛きいさんのLINE

こちらはアイロン事件があった時の有愛きいさんのLINEです。

そして まえがみ +++にまかれて やけどさされた ちゃいろになってる わたし でこ
さいあく くすりもらってぬってるけど 芝居の通しが痛かった 人のまけないとか いいつつ +++++++ 失敗で 結局私が巻いたし まー てきとー わざとな気がする あとならんかな

有愛きいさんのLINEトーク

この中で「人のまけないとかいいつつ」「失敗で」「結局私が巻いたし」ということですが、人の前髪なんか巻けないと言ったのに天彩峰里さんは巻くことをしなければならなかったのでしょうか。

黒色になっていてわかりませんが、誰かに言われて巻くことになりその結果、失敗したということでしょうか。

上級生の天彩峰里さん・優希しおんさんが有愛きいさんにアドバイスしたLINEはどこがパワハラなのかという声

劇団側が公開した天彩峰里さんが有愛きいさんに送ったLINEの内容には、髪型や服装のアドバイスに加え気遣いの言葉が添えられていたそうです。

このLINEについて、

このアドバイスは当時、2021年6月から公演が行われた「シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』の時のものです。

天彩峰里さんは長の期と言われる7年目であり、今回有愛きいさんたちと同じ立場でした。

過剰労働が問題だと言われていますが、深夜にアドバイスを求めてきたから回答も遅くなったとも言えます。

それだけ新人公演は皆が必死になって準備をしているということです。

こちらは噂によれば上級生の優希しおんさんが送ったとされるLINEです。

さっき、連絡網で回ってきたやつ

お衣装部さんから直接組長さんに連絡あったらしくて、態度悪いことか名前上がってるし、ロケットの帽子のこととかも、昨日あんだけ言ったのにロケットの学年の子とかが見てないのは本当にどうかと思うので、明日絶対お衣装部さんで練習する時間を作ってください。絶対に。明日も汚かったら終演後私が見ます。

それと、明日も組長さんとかがお衣装部さんとお話しするみたいだから、開演前か終演後かわからないけど、また出番に間に合わなかったり、お衣装部さんに迷惑をかけることがないようにしてください。

昨日、なんもあがってきてないことについて怒ったけど、結局組長さんにお衣装部さんから注意されたことが直接伝わってしまっていて、つまり、注意をあげていないことが昨日わざわざ怒ったのに全く出来ていないということなので、本当に少しでも何か言われたらあげてきてください。そして組長さんにもお伝えしてください。

優希しおんさんとのやりとりとされるLINEより

態度が悪い子が下級生にいるということ言及されていますよね。

ロケットとはショーのラインダンスのことで、帽子(の付け方)が汚い子とかがいたのでしょうか。

ぱっと見、有愛きいさんが一方的に怒られているように思えますが、「さっき連絡網で回ってきたやつ」を詳しく説明して何がいけなかったのかを指摘して、長の期としての上手く取りまとめてほしい、少しでも何か言われたら(上に)あげてきてほしいという助け舟を出しているようにしか見えません。

有愛きいさんはここに書かれている「態度の悪い下級生」にも苦しんでいた可能性はないでしょうか。

宝塚歌劇団に全く興味がなくよく調べる気がない人は、アイロン事件がつい最近起きたことだと勘違いしている人も多いのではないでしょうか。

アイロンの一件で有愛きいさんが嫌な思いをしたこと、天彩峰里さんと有愛きいさんがソリが合わなかったことは否定できないことです。

少なくとも2年前に起きたアイロン事件は今回の自死の直接的な原因とは言い難いですが、アイロン事件が「週刊文春」によって報道されたことは大きな引き金を引いたことは間違いありません。

組長やトップスターをはじめとする上級生からのパワハラなのか、もしくは別の劇団員だったのか、遺族と宝塚歌劇団の主張には隔たりがあります。

しかし双方の提出された証拠をよく見てみると、これだけでは判断しづらいのではないでしょうか。

川人博弁護士はLINE証拠で歌劇団がパワハラを認めないことは不当だとしましたが、タカラジェンヌたちはただ事務作業をするのが仕事ではありません。

芸を時間をかけて磨いてお客様にお金を払っていただいて見ていただくことが仕事になります。

舞台人とはたとえ毎日8時間練習したとしても、下手な人の舞台は誰もお金を出して見たくないというシビアな世界です。

プロのバレエ団などは子供の頃からバレエだけをひたすら追求し練習してきた精鋭たちですが、タカラジェンヌは日本舞踊や現代舞踊、芝居に歌と幅広く芸を磨く必要があります。

その中に苦手分野もあることでしょう。必然的に練習量は増えていくように思います。

しかし残念なことに芸を磨くこと以外のルールや習慣が存在します。
上級生は絶対であることや、「お声がけ」などの謎ルール、髪飾りや楽屋や小物を自分で作って先輩の分もデコレーションしてあげる文化など…これは本当に必要でしょうか。

過重労働については宝塚歌劇団は認めています。

パワハラについては今後どのような話し合いがなされたのか、結末が待たれるところです。

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