『だが、情熱はある』はなぜこんなに泣ける?シーン別に考察!(9話ネタバレ)

こんにちは^^

ドラマ『だが、情熱はある』も最終回に近づいてきましたね!

このドラマは南海キャンディーズの山里亮太さんとオードリーの若林正恭さんの半生が描かれた実話を元にしたストーリーです^^

今のお2人からは想像ができないほど苦労してきたことがわかる内容になっており、回を重ねるごとに話題性を増しています!

特に先日放送された第9話は、今までどんなことをしても笑いで認められることのなかったオードリーのお2人が注目を浴びる瞬間が描かれていて、感動するとともに感情移入をして泣く方も多かったようです!

私が1話から見て来た中でも9話が一番感動した回だと思っていて、泣けるシーンがたくさんあったんです。

この日のツイートには、「何でこんな面白いドラマを初回から見なかったんだろう」と初回放送からドラマを見ていなかったことを悔いるツイートが多々見られました!

今日は、9話放送の中から多くの視聴者が泣いたシーンをまとめてみて、その場面がなぜ泣けるのかを考察していきたいと思います^^

①若林(髙橋海人)がエクレアを投げつけるシーン

このシーンは、世間に認められると確信したオードリーの漫才スタイルが思うように評価されず、挑んだM-1グランプリも2回戦敗退。

悔しい思いをする中でも身近な人は根拠のない「面白い」の言葉を若林さんにかけます。

家に帰れば父親には皮肉を言われる。

部屋に入るとおばあちゃん(白石加代子)が、後で食べようと取っておいたエクレアをこっそり持ってきてくれます。

そして「大丈夫。正ちゃんは面白いから。」と言って部屋を去ります。

しばらくエクレアを手に見つめた若林さんは、そのエクレアを窓に投げつけてしまいました。

一瞬「あっ…!」と思ったのですが、泣けたのはこの後のシーンでした。

座り込み、落ちたエクレアを拾い、泣きながら食べたのです。

なぜ泣けたのか考察

このシーンがなぜ泣けたのかを考察すると、そこには若林さんのことを応援してくれている人たちの想いに応えられない悔しさがあるのだと思いました。

自分や周囲の人が面白いと思っているものを世間が認めてくれない。

自分の笑いがずれているのか、これから先どうやってお笑いの道を歩んでいけばいいのか、その苦悩や悔しさの中でも、応援してくれる人がいる。

おばあちゃんが「面白い」と言ったのはただの優しさやその場しのぎの励ましに感じたのかもしれないですが、エクレアを投げつけた後に、きっと今まで応援してくれたおばあちゃんの言葉や信じてくれている姿が思い浮かんで、申し訳ないと思ったのだと思います。

また、こういう考察もありました↓

まさにドラマのタイトルを表しているシーンなのかもしれないですね^^

②ライブのオーディションで認められて若林が男泣きをした時

このシーンは、その後ライブのオーディションで厳しい評価を下すと言われている審査員の渡辺正行さんにネタを見せるところから始まります。

これは、上のツイートの通りで、考察しなくてもなぜ泣けるのかわかりますね^^

誰でも苦労してその道の達人に認められると嬉しいですよね。

M-1グランプリ敗者復活戦で見せた完璧な漫才

これはドラマのストーリーの話ではなく、オードリー役になり切った髙橋海人さんと戸塚純貴さんに感動したという「泣けた」です^^

この漫才に限ったことではなく、物語中の2人の話し方や仕草、雰囲気までとても似ていて、ドラマに出演するにあたってかなりオードリーの2人を研究してきたことがわかります^^

これは他の出演者(南海キャンディーズの2人、前田健さん)役の方たちにも言えることで、もうご本人かと思えるほどに違和感のない演技をされています^^

この上のシーンは、完コピするのに相当な努力をしたのだと思える役者2人と、当時敗者復活戦で笑いに包まれる会場を感じているオードリーのお2人に感動して泣けたと言えます。

決勝へ向かうタクシーの中から見えた女の子からのメッセージ

これは、M-1敗者復活戦で勝ち上がり、決勝戦が行われる会場へタクシーで向かう時に、若林さんのファンである女の子が窓越しから送ったメッセージです。

ドアの向こうから話しているし、若林さんはタクシーの中だし、一見なんて言っているのかわかりませんでした。

でも口の動きをよく見ると、「おもしろかったです」と言っているように見えました!

なぜ泣けるのか考察

これは、「若林さんは面白い」といった言葉が嘘じゃなかったんだと、信じていた思いを届けようとしている彼女の一途な所に泣けたのではないかと思います。

そして、そう信じてくれた人たちにM-1決勝進出という形で結果を届けることができた若林さんの気持ちにも泣けてきます。

たにしょうさんのセリフ

その他にも、前田健さんの役どころをしているたにしょう(藤井隆)さんのセリフにもいつも温かい気持ちになります^^

・新しいスタイルの漫才を「いばらの道」と言った若林に対して「足つぼの道かな。歩けば歩くほど身体に良いし、じきに痛くなくなりそう。」

・「あんたたちの漫才が、あんたたちになじんできたんじゃない?」「あんたたちみたいに、自分が面白いってことを人にぶつけて評価されるっていうのは、とても幸せなことなのよ」

・「芸人さんでもさ、自分が面白いって思うことよりも、’世の中に面白いって思われることを’って考えてネタ考える人いるじゃない。求められてることに応えられることの方がすごいんだから」

↑このセリフに合わせて一生懸命ネタを分析する山ちゃんの姿にもウルっとするんですよね(泣

たにしょうさんのセリフって本当なのかな?と思うこともあるのですが、私は本当なのではないかと思っています。

以前書いたたにしょう(前田健)さんとオードリーの関係についての記事にもそのことが書かれているのでよかったら読んでみてください^^

まとめ

『だが、情熱はある』はなぜこんなに泣ける?シーン別に考察!

について記事にしました^^

見る方によってそれぞれ感じ方は違うと思います。

見ている方の視点が主役の目線だったり、相方、親や周囲の支えてくれる方たちによって変わってくるからです。

でもどの視点から見ても感動することは間違いないのではないかと思っています^^

いろんな人たちの熱い思いがあって今日に至っている。

転んでも転んでも立ち上がって挑戦することの素晴らしさを教えてくれるドラマだと思っています^^

まだ最終回でもないのに最終回ってくらい良い場面がたくさんあった9話でした!

最終回も楽しみにしています^^

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

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