【懲役12年は短すぎる】殺人でなく傷害致死に疑問の声 反省を感じられない山中元稀被告、更生は難しい

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大阪府泉佐野市で今年5月7日夜、8日夜〜9日未明にかけて立花花華さんに壮絶な暴行を加えて死亡させた事件で、交際していた山中元稀被告の裁判が行われており、立花花華さんに暴行を加えている時の音声が法廷で流れ、そのあまりの残虐さに「これのどこが傷害致死、殺人ではないか」「本当に反省しているのか」という声が出ています。
山中元稀被告は自らも父親から激しい暴力を受けて育ってきたため、その悲惨な生い立ちが影響しているのではないかとも言われています。調べてみました。

エアガンで立花花華さんを撃った山中元稀被告の傷害致死はありえない。「殺意」があったのではないか

「山中容疑者は、7日に立花さんへ殴る蹴るの暴行を加えただけでなく、8日から9日にかけてエアガンで背中を複数回撃つなどしていたことがわかっています。これが“殺意”でないのなら一体何なのでしょうか。このように、山中容疑者の供述は二転三転しており、一貫性も反省の色もありません」

山中元稀容疑者は立花花華さんに対して「大切な人だった」と言いながら嫉妬から壮絶な暴行を加えたり、遺族が山中元稀被告の携帯にある画像を消してほしいと言っても、思い出があるからと全く他人の感情を慮ることができていません。

暴行した当時も168ヶ所を殴る蹴るなどされた上、エアガンで皮膚に穴が空くほど複数回立花花華さんに向けて撃っていたことがわかっています。

そして山中元稀容疑者は殺意はないと主張していますがどうでしょうか。

いじめや暴行で死亡する事件が最近は増えています。

「死ぬとは思わなかった」と言いつつ壮絶な暴行を加えるのはあまりにも自分の守るための発言ではないでしょうか。

法律上は「死んでしまうかもしれないけどそれでも構わない」というものが殺意にあたります。

また立花花華さんを死亡させた後に「罪を軽くする方法」を検索していたと言います。

山中元稀被告の行動をみると、殺意がないとはとても思えません。

殺さない程度に痛めつけることがどれほど辛くて残酷なことであり、他人によって故意に継続的な恐怖と痛みを与えられながら死を迎えることはあってはならないことです。

裁判では過去の判例がかなり重要視されます。

過去の判例が原因で一歩踏み込めなかった事件もたくさんありますが、今回はそうでないことを祈りたいです。

判決は11月13日に下されます。

山中元稀被告は子供の頃から悪くて有名。父親から虐待を受けていた過去も

元稀は建築関係の仕事をする父と専業主婦の母、兄、妹の一家で育ちました。幼少期はあまり目立つこともなかったのですが、10歳の頃から素行の悪さが際立ち始めて、近所では要注意人物として名前が出回り始めたんです。

文春オンライン

山中元稀被告は父、母、兄、妹の四人家族です。

山中元稀被告は近隣の住民からも「地元で有名な悪ガキ」と言われています。

まるで漫画のようですが、鉄パイプを持って金を出せと脅迫するなど日常茶飯事。恐喝、放火の噂まで出るほどだったといいます。

また婦女暴行で少年院送りにもなっています。

その後、大阪府立高校を入学するも1年で退学。高校中退後はホストクラブで働き始めたそうです。

鉄パイプを持って暴れる、恐喝、婦女暴行で少年院送りのエピソードを見るに、幼い時から変わらずにずっと凶暴で問題ばかり起こしていたであろうことが想像されます。

そして父親からは立って歩けないほどの暴行を受け、児童相談所が介入したこともあるほどだったそうです。

子供の時に親から虐待を受けたからと言って他人に暴力を振るわない人もいます。

山中元稀被告は残念ながら虐待という不幸の連鎖を断ち切れなかったようです。

「このたびは、被害女性の尊い命を奪ってしまったことは、本当に取り返しのつかないことだと思っています。一定期間の服役を覚悟できています。私の言葉に重みはないかもしれませんが、今後再犯しないために、服役中に自分の問題点に向き合い、つぐないたい」

山中元稀被告の最終陳述より

事件の内容を知る人からすれば、「一定期間の服役」と言う山中元稀被告の感覚がやはりおかしいと思わざるを得ません。

少年院を出ても更生せずに、更に今回のような残虐な犯罪を犯しています。今回はどのように反省して償うというのでしょうか。

山中元稀被告の判決は懲役12年。

2023年11月13日、山中元稀被告の判決が懲役12年と出ました。

大阪地裁堺支部は「被告の暴行は拷問とも言うべき残忍で悪質な犯行である。被害者の無念さや絶望は想像を絶する」として懲役12年としましたが、35歳でまた一般社会に出てくるということです。

一方、弁護人は「まったく理由なく理不尽な暴力を振るった事案とは異なり、激情から突発的に及んだ犯行で計画性はない」「虚偽の申告があったとしても、自ら通報していて、自首が成立する」として、懲役5年が妥当と主張していました。

弁護人の主張より

被告を弁護するのが弁護士とはいえ、こんな主張は通用するのでしょうか。到底許せません。たった懲役5年と主張するのも許し難い気持ちになります。

「遺体の娘は、原形がわからないほど全身が腫れあがっていて、大部分の肌の色は赤黒く、数え切れないほどのアザがありました」

「被告の動画を見ました。2リットルのペットボトルに血を入れられて、かけられたかのような血だまりを、被告に引きちぎられた髪の束で拭いて、被告に殺されたくなくて、食べている娘が映っていました。娘の目はうつろでした…」

立花花華さん母親のコメントより

立花花華さんは殴られて腫れて赤黒く変色した肌に、大量の血だまりを引きちぎられた自分の髪で拭いて食べている壮絶な暴行を受けています。

立花花華さんが受けた暴行に比べ、山中元稀被告に下された判決は到底足りない罰ではないでしょうか。

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