未成年への性的暴行で逮捕された一般社団法人浄霊ヒーリング協会代表の関伸太郎容疑者の被害にあった少女とその母が週刊文春の取材を受け、関伸太郎のおぞましい生態が明らかになってきました。
元々入信していたという世界救世教の「御神書」をきっかけに浄霊ヒーリング協会に参加するようになった被害少女。この「御神書」は世界救世教の岡田茂吉氏が書いたものでした。また関伸太郎容疑者自身をメシア代行や明主と呼ぶことも世界救世教の関連組織ではあり得ないことであるとわかりました。
自らの欲のために悩みや不安を煽って他人の教義を利用した件について詳しく調べてみました。
悩みや不安をあおって被害者と母を信じ込ませる
週刊文春に被害少女とその母の告白記事が掲載されていました。
「関の話がとても上手でした。『病・貧・争』が全て無くなるという言葉が響いて、ペンダントが欲しいなと思ったんです」
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b7590
被害者の母はシングルマザーで被害者を育てていたようです。
「病・貧・争」がなくなるという言葉が響いたということは、もしかして生活で苦労をしていたことによるのかもしれません。
シングルマザーである被害者の母に悩みや不安をあおって入信させ、ペンダントを買わせたことが始まりでした。
関伸太郎容疑者のセミナーのチラシですが、よく見てください。
悩める人をターゲットにしています。
- 起業して人生を変えたい人
- 経営に行き詰まっている人
- 運に勢いをつけたい人
- 人生を変えたい人
- 呪いを解きたい人
- お金持ちになりたい人
- 良い人と出逢いたい人
これをみると現状に不安や不満、悩みを持っている人をターゲットとし、自己肯定感の低さや自信のなさや上手くいっていない理由を口上手く、説明していたのが見て取れます。
世界救世教・岡田茂吉氏を悪用か。
「18年の宣教師の活動を終了」と自らのプロフィールにも書いている通り、関伸太郎容疑者は元々世界救世教の教徒で、教祖である岡田茂吉氏にどっぷりハマっていたと報道されています。
被害少女の母が響いたという「病・貧・争」がなくなるという言葉はそもそも世界救世教・岡田茂吉氏の教義です。
そして世界救世教では教祖のことを「明主様」といい、思想について「メシヤ教」といった言葉も見られます。
関伸太郎容疑者も自らのことを「明主」と呼ばせており、「メシア代行」とは世界救世教のメシアの代行を示していたのだと思われます。
また教義についても岡田茂吉氏の『御神書』を用いていた可能性があります。
というのも『御神書』に興味を持ったことがきっかけとなり、被害少女がそれを読むために浄霊ヒーリング協会の施設に通うようになったからです。
世界救世教が関伸太郎容疑者が代表の浄霊ヒーリング協会の関連組織であったことはどこにも書かれていません。
別の宗教団体で『御神書』を用いているところの HPを見ましたが、明主様は岡田茂吉氏を指しており関伸太郎容疑者のように自分のことを明主と呼ばせてはいないのではないでしょうか。
このことからやはり関伸太郎容疑者は岡田茂吉氏の教義を、自らの欲のために悪用したのではないかと考えられます。
関伸太郎容疑者の余罪はないのか?
5ちゃんねるを調べてみるとたまたまかもしれませんが、女性と囲まれている写真が多いよう感じられました。
2022年10月、近江八幡市での農場収穫イベントの際に性的被害を受けた被害者にはLINEで「可愛い」「もっと好きになってね」などのメッセージが届くようになりました。
週刊文春より
周りの女性幹部も関伸太郎容疑者の洗脳下にあり、未成年の少女に対して口止めをしていたことも判明しています。
被害少女は周りに言うことができずに4度も繰り返し被害を受けてしまいました。
助けるべき大人も子供を追い込んでしまったことは本当に悲劇でしかありません。
未成年少女に対する性的暴行ということで逮捕されましたが、洗脳によって他の女性も同じような目に遭っていた可能性は高いのではないでしょうか。
女性を洗脳させた上、自らの欲のままに行動していたとは呆れます。