2023年12月26日午前11時20分、名古屋市中村区のカラオケ店で女性が刺された事件で自ら通報した曽我春暉容疑者（２５）が殺人未遂の現行犯で逮捕され、その後女性は死亡しました。
また曽我春暉容疑者の自宅からは溺死と見られる遺体が見つかり、検死の結果、同居していた長野汐里さん（３０）であることが判明しました。曽我春暉容疑者の出張ホストになるまでの経緯や女性二人殺人の動機について調べて見ました。
曽我春暉容疑者はラーメン屋から出張ホストに
元同僚の男性によると、曽我容疑者は静岡県出身で、東京都内のラーメン店で修業。男性がラーメン店経営を始める際、意気投合していた容疑者を引き抜き、店長に抜擢（ばってき）した。前向きに働いていたが、新型コロナウイルス禍などによる業績不振で今年９月に閉店を余儀なくされた。
https://www.sankei.com/article/20231227-67M3UAFUGNLUXIGIJXCXTAQKJM/ 産経新聞
曽我春暉容疑者は静岡県出身でラーメン屋の店長をしていましたが、新型コロナ禍による業績不振で今年の9月に閉店。その後、女性向け風俗店の従業員（出張ホスト）をしていたようです。
この記事によると下積み時代を共に過ごしていた人は「人を殺すようには思えない」と言葉を失ったそうです。
曽我春暉容疑者とマンションに同居していた被害者 長野汐里さんとの関係
今回自宅マンションでも別の女性が一人殺害されています。
長野汐里さんは曽我春暉容疑者と同居しており二人暮らしだったそうです。
ペットの猫をめぐって交流があったといい「２人がよくお土産を買って家の前に置いてくれた」
https://www.sankei.com/article/20231227-67M3UAFUGNLUXIGIJXCXTAQKJM/ 産経新聞
二人は同棲し猫を２匹飼っていたとの情報もありました。彼氏彼女の関係だったのでしょうか。
調べてみると別の情報もありました。
曽我春暉容疑者は背が高くシュッとした見た目で、同居女性がコロコロ代わったといいます。
殺された長野汐里さんは以外の女性を連れ込んでいたということはあるのでしょうか。
また曽我春暉容疑者のマンションについて名古屋市中区大須３丁目と報道されています。
名古屋市中区大須の場所です。
栄から程近く、大須観音や商店街で賑わっている街です。
集英社オンラインによると
曾我容疑者は住所不定ですが、この女性宅に転がり込んで住んでいたようです。
集英社オンライン
同居女性がコロコロ変わるという情報と矛盾しています。
また二人を知る知人からはこんな証言も出ています。
この証言から見ると曽我容疑者と長野さんは共依存の関係にあったのかもしれません。
共依存とはお互いが必要であることに存在価値を見出し、その関係にとらわれた人間関係を維持していることです。
長野さんも元々は曽我容疑者の客であったと言われています。
曽我容疑者への依存があり金銭的にもサポートしていたのかもしれません。ホストと客の間でよくあることではあります。
共依存は相手がいないと生きていけない、何らかの支配的な要素があること（たとえばホストと客の場合は客が金を払ってホストの売上や生活に協力してやってるという自負心など）そして自分の意志がないことで相手のペースに巻き込まれ、お互いがお互いを依存し合うという関係に陥っていたのではないでしょうか。
５０キロダイエットで見た目が激変、目元の整形。ダイエットの動機は？
曽我春暉容疑者は元々大の女好きだったといいます。
元々はラーメン屋店長をしていた時に配信をしてたそうで、そのことをきっかけに個人的にも配信者となり、何かしら「女性にウケる」という手応えを感じて見た目を激変させたのかもしれません。
出張ホストをするにあたって５０キロのダイエットをして見た目を激変させていました。
別人のような見た目になっています。
そして目元を見てみましょう。
ダイエット前の目元は笑っていることと画像が荒いこともありますが、ダイエット後の目元はバレバレの幅広の二重切開をしています。
こういう幅広二重は整形でなければできない二重であると言われています。
曽我春暉容疑者 殺害の動機とは？
そんな女好きの曽我春暉容疑者がなぜ女性二人を殺さなければならなかったのでしょうか。
女性二人とも防御創があり、カラオケ店で殺害された女性は心臓を刺されて失血死、大須のマンションで殺害された長野汐里さんは風呂で溺死しています。
同店で被害に遭った女性（20）の腕に多数の切り傷があったことが捜査関係者への取材でわかった。身を守ろうとした際に負った傷とみられ、愛知県警は女性に対する殺人未遂容疑で逮捕した自称・風俗店員の曽我春暉（はるき）容疑者（25）が執拗（しつよう）に襲ったとみて調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASRDW6R2RRDWOIPE00Q.html 朝日新聞デジタルより
そして長野汐里さんは司法解剖の結果、亡くなったのは25日以降と推定されるといいます。
カラオケ店で被害にあった女性は26日午前に曽我容疑者が刺した後、自ら通報しその後約1時間半後に死亡が確認されています。
長野さんを殺害した後、カラオケ店の女性も連続で殺害した可能性も出てきています。
刃物を事前に準備し、計画的な犯行と見られています。
二人とも曽我容疑者によれば、出張ホストの客だったといいます。
出張ホストと客とのトラブルはありますが、よく聞かれることが「性行為の強要」「プライベートの詮索」です。
他のホストが性行為をしてくれたからやれと強要する女性もいるのだそうです。
またホストにガチ恋したりお金を払えばなんでも許されると、執拗に連絡したりプライベートに詮索するストーカー紛いのケースも多いそうです。
しかしその場合は女性側がホストを刺すのではないでしょうか。
同居していた長野さん宅に曽我春暉容疑者は転がり込んできたということですから、女性の好意を便利に利用していたのでしょうか。
殺害方法が違う二人で、長野さんの方は刃物で刺していません。
二人の女性は曽我容疑者を通してなんらかの接点があり、長野さんの殺害をきっかけに曽我容疑者が計画的に殺害する必要が出てきた、または殺害をしなければと強迫概念に囚われることになったのでしょうか。
二人の女性と曽我容疑者との接点解明が待たれます。
ダイエットしてまで出張ホストになった曽我春暉容疑者。
女性殺害の動機解明が急がれます。