11月13日、2023年の大晦日を彩るNHK「紅白歌合戦」の出場者が発表されました。
出場者一覧に、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)所属タレントの名前は1組もなく、旧ジャニーズタレントが出場しないのは44年ぶりです。このNHKの選択にSMILE-UP.(旧ジャニーズ)タレントのファンやファン以外も「あまりに極端すぎる」「視聴者の意向が汲めていない」「いつまでも”ジャニーズ”の名称にこだわってるのはメディアの方だ」と言った辛辣な意見も目立ちます。では早速みてみましょう。
SMILE-UP.出場ゼロ。今年の出場者は?
2023年紅白歌合戦に出場する歌手は以下であると発表がありました。
紅組 | 白組 |
---|---|
あいみょん | エレファントカシマシ |
新しい学校のリーダーズ | 大泉洋 |
Ado | Official髭男dism |
ano | キタニタツヤ |
石川さゆり | 郷ひろみ |
伊藤蘭 | さだまさし |
坂本冬美 | JO1 |
櫻坂46 | 純烈 |
椎名林檎 | 鈴木雅之 |
JUJU | すとぷり |
Superfly | Stray Kids |
天童よしみ | SEVENTEEN |
NiziU | 10-FEET |
乃木坂46 | BE:FIRST |
Perfume | 福山雅治 |
MISIA | 藤井フミヤ |
MISAMO | 星野源 |
水森かおり | MAN WITH A MISSION |
milet | Mrs. GREEN APPLE |
YOASOBI | 三山ひろし |
緑黄色社会 | 山内惠介 |
LE SSERAFIM | ゆず |
確かにSMILE-UP.のタレントさんは1組も入っていません。
アイドルグループでは今年はStray Kids、SEVENTEEN、MISAMO、LE SSERAFIMのKーPOP組が目立ちます。
またLDHや他の人気ある日本のアーティストがいないことにありえないという気持ちはわかります。
しかしMISAMOやLE SSERAFIMは日本人メンバー凱旋という意味合いがありますが、なぜ外国人しかいないStray Kids、SEVENTEENが選出されたのか、違和感しかないという声も上がっています。
ちなみに2022年のオリコン年間シングルランキングでは、SnowMan、King & Prince、なにわ男子のSMILE-UP.グループが10位以内のうち6作品を占めていました。
ちなみに2022年の紅白歌合戦では関ジャニ∞、KinKi Kids、King & Prince、SixTONES、SnowMan、なにわ男子が出場しました。
旧ジャニーズ呼びをやめない、メディアのSMILE-UP.に対するいじめか?
旧ジャニーズ事務所は元代表であるジャニー喜多川氏の少年に対する性加害問題に対して、被害者に対する補償と社名の変更を発表し、SMILE-UP.(スマイルアップ)としています。
しかし「ジャニーズ」や「スマイルアップ」、「SMILE-UP.」と検索したらニュースのタイトルのほとんどに「旧ジャニーズ」の文字が躍っています。
メディアや番組担当者は「ジャニーズ人気」の時はどんな番組のどんな役割にも節操がないほどジャニーズタレントをキャスティングするケースもありましたが、さすがにゼロは極端すぎます。
SMILE-UP.タレントも素晴らしい才能を持ち努力をなさっている方はたくさんおられます。
メディアが過度なジャニーズキャスティングをしてきたことと、今回のジャニー喜多川氏性加害問題はあくまで別問題ではないでしょうか。
すとぷりは女子高生中心に人気がありますが、タレント自身が不祥事を起こしています。
炎上や配信者水増し、他の歌い手のパクリ疑惑など問題にいとまがありません。
一方、SMILE-UP.はタレント自身はなんの罪もありません。
すとぷりは出演しても問題がなく、SMILE-UP.はダメな理由をNHKは一体どう説明するのでしょうか。
SMILE-UP.のタレント、特にSnowManは絶大な人気を誇っているため無理に紅白に出なくてもいいというスタンスなのかもしれません。
ジャニーズ事務所として過去、カウントダウンコンサートがテレビで放映されてきました。
SnowManはじめSMILE-UP.タレントはテレビに頼らずとも自分たちのブランド力でコンテンツ展開する力があるので、YouTube生配信に踏み切れるのではないでしょうか。