後藤大地容疑者(37)は8月、ベビーシッターとして派遣された東京・文京区の住宅で、幼稚園児の姉妹にわいせつな行為をした疑いが持たれています。初めて派遣された家庭で「ママには内緒」などと言って姉妹にわいせつな行為に及びました。後藤大地容疑者はスマホにも他の子供のわいせつ画像などを大量に所持していたとのことです。
後藤大地容疑者はどこの会社のシッターだったのでしょうか。また「ママには内緒」「ママには言わないように」と母親をダシに使う理由はなぜでしょうか。調べてみました。
後藤大地容疑者はどこの会社のシッター?
後藤大地容疑者について調べてみましたが、具体的な会社名は出てきませんでした。
しかし、本業も副業もベビーシッターをしていたといいます。
犯罪が発覚した今となってはわいせつ目的だったと疑わざるを得ません。
後藤大地容疑者が行ったわいせつ行為とは?性犯罪シッターが使う卑劣な言葉:「ママには内緒」「ママは忙しい」
後藤大地容疑者は調べに対し就学前の姉妹2人にキスをしたり、自慰行為を見せつけたなどが判明しています。
また「射精を見せつけたことは間違いないが精液を触らせてはいない」と言っています。
「精液を触らせてはいない」という言い方が非常に気になります。
後藤大地容疑者の中では「精液を触らせていない」のであれば犯罪ではないからセーフだといいたげで非常に気分が悪くなります。
触らせていなくても十分罪に問われるべき内容ではないでしょうか。
また今回「ママには内緒」と被害女児を言いくるめて犯行に及んでいることがわかっていますが、過去には別の件でベビーシッターが、壁を隔てた別の部屋で性犯罪及んでいた事件がありました。
女の子の母親はもともと在宅ワークだったが、娘たちの保育園も新型コロナウイルスの影響で4月から休園となったため、仕事をするあいだ5歳の長女と1歳の次女の面倒を見てくれるベビーシッターを、マッチングアプリ『キッズライン』で募集した。
そこに応募してきた30歳のベビーシッターの男が、4月から5月にかけ複数回にわたり、連れ出した公園のトイレで、また、あろうことか母が在宅勤務中の隣室でも、娘にわいせつな行為をはたらいていたというショッキングな事件である。
https://www.fnn.jp/articles/-/62327
衝撃的なことは自分の子供が犯罪の被害に遭ったことだけではありませんでした。
派遣していた「キッズライン」からこのシッターの男を派遣できなくなったと連絡がありました。
あまりに急だったので理由を問いただすと「個人情報なので伝えられない」の一点張りだったといいます。
これは会社の対応にも大きな問題があります。犯罪者の隠蔽を行ったと言われても仕方ありません。
シッターが来れなくなったことを母親が女児に伝え、徐々に被害が明らかになったという恐ろしい内容です。
後藤大地容疑者と同じく「ママ」に伝える手段を遮断させて性犯罪に及ぶ手口です。
性について何も知らない子供に対して、「悪いことをしていない。だからママに言う必要がない」と言いくるめ、洗脳をする行為にほかなりません。
沖縄県警が小学生などに配っているリーフレットにも「ママには内緒だよ」には気をつけろと啓蒙しています。
シッターの需要に見合わない賃金、シッターの適性をどのように判断していくべきか
幼稚園、学習塾、ベビーシッターなどまだ小さな年齢の子供を扱う仕事で虐待が度々起こっています。
仕事を持つ女性が増え、シッターや保育園の需要は増えています。
しかしシッターの低賃金や犯罪などの問題も浮き彫りになってきています。
プライバシーの問題があるため、スマホやパソコンの画像を調べることも難しいでしょう。
そして幼女を狙う犯罪者は狡猾に本当の姿を隠しながら子供に近づいてきます。
後藤大地容疑者は「欲に負けて」とそもそも犯罪の素質があったことを匂わせています。許せません。
このような人物は業界や法律で早々に同じ仕事に就けないようにすべきではないでしょうか。
今回参考記事でご紹介したキッズラインの件でも、子供に性犯罪をした容疑者を「個人情報」を振りかざして隠蔽をしようとしていました。
このような危険人物を炙り出す適性検査や再犯をしたら子供と接する仕事に就けないとする何らかの法整備は早急に必要ではないでしょうか。