8月20日、神奈川県厚木市にあるパチンコ店マルハンの立体駐車場で車が燃える火事があり、近くに停めていた車合わせて152台が消失したということがわかりました。
また燃えたのはディーゼル車だということも発表されたのですが、「車種は公表しないの?」という不安の声も上がりました。
現在ディーゼル車で火災発生のおそれがあるということでリコールのある車種も存在するようで、今回の火事に関係している車種なのかを調べてみたいと思います。
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厚木パチンコ駐車場火事の車種は?
火事は、立体駐車場の2階の中央付近に停めていた車のエンジン部分の下あたりから、車を停めて15分後くらいに出火したということが消防の調べでわかっています。
そして燃えたのは昨年1月に製造されたディーゼル車だということも公表されました。
昨年1月だというとまだ新車で初回の車検も済んでいない頃です。
当初はEV車ではないかという憶測も多かった中で出たニュースに、「車種も公表してほしい」という声が見られました。
調べてみると、2022年の燃料別販売台数は、ディーゼル車はガソリン車やハイブリッド車など全体の車の中で10%に満たない販売台数でした。(日本自動車販売協会連合会より)
近年はハイブリッド車やEV車に目を向ける消費者も多い中でも、まだ一定数ディーゼル車を購入する人もいて、ディーゼル車の所有者は「自分の車は燃える危険があるのだろうか」と不安になる人もいるかと思います。
それでも車種を公表しないのは、出火原因がはっきりしないからだと言えます。
出火の原因がはっきりしないうちに車種を公表してしまうと、自動車メーカーに火事の責任が追及されたり、公表された車種の買い控えが起こってしまうからです。
車両火災は年間3600件も起こっているそうで、火災の原因で一番多いのが排気管系、次に多いのが電気系統なのだそうです。
整備の不良であったり、後付けでカーナビなどを付けて配線がショートしてしまったりという可能性もあるかもしれません。
こればかりは消防による現場検証などを待つしかないようですが、このような気になるコメントも見つかりました。
車種によってはディーゼル車で火災発生のおそれがあり、リコール対象になっている車もあるようです。
リコール対象の車を整備せずに乗ってしまいそれが事故や今回のような火災になってしまうと想像するだけで恐怖です。
今回の火事で燃えてしまった車がリコール対象の車種かどうかが分かっているのなら、すぐにでも公表してもらいたいですね。