2023年7月5日より、那覇空港向けの高速道路一部封鎖のため常時渋滞が予想され、実際に7月5日現在渋滞が見られています。
工事期間が長期に渡るうえ、これから観光シーズンで空港利用者の大幅な増加が見られるため、どのルートが一番早く空港に行けるのかを調べてみたいと思います。
飛行機に乗り遅れないためにも是非参考になさってください。
那覇空港向け自動車専用道路渋滞の原因は?
内閣府沖縄総合事務局は2023年6月7日、那覇空港道 豊見城・名嘉地ICの空港側出入口について、7月5日から通行止めのうえ撤去工事を行うと発表しました。
那覇空港道の延伸工事にともなう措置です。
これまで沖縄の北部方面から高速道路を利用して空港へ行く際、1度一般道へ降りて約15分程車を走らせてからしか空港に着くことができませんでした。
信号機もあるので交通量が多いと必然的に渋滞もあり、時間帯によれば一般道へ出てから空港まで30分近くかかることもあります。
ですが那覇空港まで直結の自動車専用道路を建設するために現在工事が行われています。
その一時的な措置として道路が封鎖されてしまうということです。
空港から名護向けへ行く場合、この名嘉地道路(右側が糸満方面)から高速に乗ることがほとんどかと思いますが、この坂道の部分が撤去されて空港まで直結するための道路を建設するということです!
現在降りられるインターチェンジは1つ手前の名嘉地インターになります。
でもこの名嘉地インターが渋滞の原因となっているのです。
交通規制が始まって平日朝9時半の混雑の様子。
左が名嘉地インター、右が高速北向けになりますが、1つ手前の豊見城インターチェンジまで渋滞していることがわかります。
なぜこんなに渋滞しているのかというと、原因の1つに道路の構造の問題があります。
以前まで、空港方面へ行く車は名嘉地交差点(上の図の左側)を過ぎてすぐの出口で降りることができたのですが、今回撤去される道路が名嘉地交差点よりも手前から始まるため、名嘉地交差点で空港向けに行く車両と、左折して糸満方面へ行く車両、右折して小禄方面へ向かう車両で混雑します。
そのうえ名嘉地インターチェンジの出口にも信号機があり、ここで一旦止まらなければいけないのも大きな渋滞の原因になっています。
そして2023年10月からは名嘉地交差点の先も工事車両が入るため片側1車線になるとのことなので、更に渋滞することが予想されます…!
渋滞を回避するルートは?
今現在高速道路を利用して那覇空港へ行く際の推奨ルートが2つあるので紹介していきます。
①西原インターチェンジで降りて西海岸沿いを通るルート
名護の道の駅許田から高速に乗ったとするとこのルートで1時間10分ほどで着ける見込みになっています。
②南風原北インターチェンジを降りて市街地を通るルート
こちらは南風原北インターチェンジで降りて那覇の市街地を抜けていくルートで、道の駅許田から1時間7分と西原インターチェンジのコースより3分程早いルートになっています。
どちらのルートがより良い?
どちらのルートが良いかはその時の交通状況にもよると思うのですが、個人的には①の西原インターチェンジから行く方がいいのかなと思います。
西原インターチェンジから行く方が単純だからというのと、那覇に入ると空港へ向けて海岸沿いを走るので混む確率もそんなにないかと思います。
南風原北インターからのルートは沖縄の地形や運転に慣れている方ならいいかもしれません。
混んでいてもその都度迂回ルートの変更が可能になります。
南風原北インターを過ぎてしまった場合は?
南風原北インターを過ぎてしまった場合、南風原南インターや豊見城インターで降りても空港まではそんなに遠くはありません。
その都度ルート変更して空港まで行くことは可能です。
どちらにしても、その時の道路状況に合わせてカーナビやマップを利用して移動するのが一番良いかと思いますが、何よりも一番大切なのは時間に余裕を持ってお出かけすることかと思います。
道路状況はその時によって常に変化するので、万が一の事故などによる交通渋滞も考えながら空港へ行かれることが大切です。
ナビシステムは日々進化していて予想時刻通りに着く確率も昔に比べてかなり上がってきていますが、機械に頼りすぎることなく余裕を持って観光を楽しんでくださいね。
また、運転中ナビ画面やスマホ画面を注視することは大変危険ですのでナビを使っての運転には充分注意してください。
交通渋滞に悩まされることなく、沖縄での旅行が楽しく充実したものになることを祈っております!