9月11日、東京都の集合住宅で乾燥大麻を所持したとして大麻取締法違反(所持)の疑いでレゲエ歌手「CHEHON(チェホン)」の名で活動している米田洪二容疑者が24日に逮捕されました。
チェホンを知っている人のほとんどは、彼の曲の1つである「みどり」が『大麻』を意味しているということを理解していて、逮捕されたことに関して「今さら別に驚かない」という声が相次ぎました。
チェホンの歌「みどり」の歌詞を見ながら本当にみどりが大麻の意味をしているのかや、レゲエやHIPHOP界隈の大麻事情についても調べてみたいと思います。
CHEHONの『みどり』は大麻?「歌詞みてたら納得しちゃった」
チェホンは1984年大阪府生野区鶴橋出身のレゲエDeejayです。
韓国籍で李 宰洪 (イ チェホン)の名前を持ち、日本名が米田洪二なのだそう。
「みどり」は2006年にリリースされたアルバム「みどり」の中の収録曲です。

知っている人は知っているようで、「みどり」は「大麻」で認知されていたということです。
ゆったりと流れるレゲエ調のメロディーに合わせて若かりし頃のチェホンが歌っていると思われるMVがあります。
歌詞の一部を「みどり」が「大麻」だということを意識して考察してみます。

『またもやこいつ(大麻)にやられちまった オレの心奪われちまった
毎度おおきにどんぎまった こいつ(大麻)のため歌うわ』
歌詞冒頭から大麻を思わせるフレーズです。
そして『俺が愛した相手の名前はみどり』と歌詞が続きます。

出会いは高校の時だそうです。
道頓堀で初めて出会って、試してみたら想像以上にキマってしまいとうとう購入したということでしょうか。

そのうちに常用してしまいお金がかかるけど『お前(大麻)がいないとオレちょっと病んでる』と、依存症にでもなっているのかと思わせる歌詞です。
『お前(大麻)といるとオカンちょっと泣いてる』という歌詞で、違法性を咎められて泣いているお母さんの様子も描かれているようです。
CDのジャケットを見ると、「みどり」とCHEHONの間には大麻草と思われる植物の絵が描かれています。

「みどり」は「大麻」の隠語というわけでもなく、そのまんまという形で歌われているようですね。
2006年にリリースされた曲というと今から17年も前のこと。
その17年の間にチェホンが大麻取締法違反などで1度も逮捕されることがなかったのだとすればそれはそれで驚きです。